インテリアコーディネートに生かせる風水を紹介します。

「玄関に犬」のタブー

玄関前に「WELCOME」のプレートを持った犬の置物。
コレ、結構よく目にします。

 

しかし、風水的な観点ではNG!
「できればすぐに撤去したほうが良いですよ」
…とおすすめしたいくらいのレベルです。

 

なぜなら、犬の置物は「動き回る物」を象徴するアイテムだから。
動き回って落ち着かない=せっかく入ってきた良い運気が定着しない。
結局は「運気に浮き沈みがある」という意味に解釈されてしまうんですね。

 

玄関は、風水では「運気の入り口」と言われる大切な場所。
ですから、「動くもの」を表すアイテムは極力、置かない方が良い
と言われているんです。
そのような観点で考えると、自転車やベビーカーもダメということですよね。

 

加えて、

 

「犬が旺気(良い運気)」を追い払ってしまう」

 

という解釈もあるようです。

 

確かに、どんなにかわいい犬種でも、訪問先の玄関に犬がいると
「おおッ」と一瞬ひるんでしまいます。
おそらく、運気さんも同じなのでしょう(笑)。

生身の犬と風水

玄関に犬の置物を置くのはダメ。
では、生身の犬は!?
風水では、「ペットとしての犬」はどのように解釈されているのでしょう。

 

犬好きの皆様、ご安心ください!
ペットとして犬を飼っているからといって幸せになれないなんて、
そんなことは決してありません。

 

風水によれば、犬は「火」の気を持つ動物の代表格。
「火」はステイタス(地位)運の象徴ですから、
犬は社会的な地位を上げるためのお守りとも考えられます。

 

また、犬の鳴き声には、
家庭内の「気」の流れを活性化させるパワーがあるのだとか。
ワンワンッ!キャンキャンッ!と鳴いてくれることで、
家族みんなに覇気を与えてくれているわけです。

 

ただ、置物と同じように、
玄関先につないでおくのはオススメできません。
「邪気を払う」という見方もできなくはないのですが、
むしろ「トラブルを呼び込む」という要素のほうが強くなってしまうんです。

 

また、室内で犬を飼うのであれば、掃除は徹底的に!
風水の基本は「整理」「整頓」「清潔」ですから、
犬の毛やニオイがこびりついた不潔な家には
良い運気が入ってきてくれなくなってしまうのです。

 

かわいがっているペットが原因で家族みんなの運気が低迷…
なんて、ペットだってかわいそう!!

犬を飼う場合の注意点

一人っ子の兄弟代わりとして。
子供が独立した後の空虚感を埋めるために。
恋人の代わりに。

 

…ペットを飼う動機は様々ですよね。
とりわけ、人間に対する忠誠心が強い犬は、
時として人間以上に頼もしいパートナーになってくれます。

 

しかし、犬を飼う際には、
自宅の広さ(スペース)と家族の人数も考慮することが必要!

 

確かに、風水では
「犬の鳴き声には家庭内の運気を活性化させる」
…と言われていますが、
あまりにも狭い家で犬を飼うとなるとかえって逆効果。
その鳴き声は雑音となり、
さらには良い運気が入り込むスペースもない(泣)

 

そのような環境で犬を飼った場合、
家族の身に良くない出来事が連続して起こってしまったり
その犬自体も長生きしなかったり…と残念な結果になってしまうのだとか。

 

ペットや植物というものは、人間以上に悪い気の流れに敏感なもの。
自分の犠牲になって、大事なペットが死んでしまうなんて…
想像しただけでも悲しいですよね?

 

お互いに不幸になってしまうようでは、犬を飼う意味はナシ!

 

「家族とペット、みんなが快適に暮らしていけるだろうか?」

 

犬に限らずペットを飼う際には、
ぜひともこの点を客観的に考えてから決めていただきたいところです。
そもそも風水の基本は、「快適に暮らせる環境づくり」なのです。