インテリアコーディネートに生かせる風水を紹介します。

水槽を置いてはいけない場所がある

水槽の中を、ゆらゆらとたゆたう熱帯魚の姿を見ていると、
なんだか南の海の中をただよっているような気分になります。
1日の終わりに、薄暗い部屋の中で熱帯魚を見ながらウトウト…
なんだかちょっと贅沢な暮らしですよね。

 

これは金魚でも同じことですが、
水槽の中を動き回る熱帯魚には
「気を動かす」という作用があります。

 

つまり、運気の循環を良くしてくれるということで、
良い運気もどんどん入ってくる!

 

まさに、熱帯魚はラッキーアイテムの一つと言えるでしょう。

 

しかし、寝室に熱帯魚用の水槽を置くのはNGです!

 

風水では、水の入った水槽は「水」の気の象徴。
水は“陰”に分類されるものなので、
健康状態と密接にリンクしています。

 

さらに、「人は寝ている間に“気”を吸収する」ので、
もしも寝室に置いた水が汚れていれば
悪い気を吸い続けることになるということですよ。
これは、金運を逃すことにもつながるのだとか…!

 

それでも、インテリアとして「どうしても!」という方は、
せめて水槽の近くに盛り塩をする、クリスタルを置くなどして
水が発生する陰の気を浄化するように工夫しましょう。

水槽を置くなら「財方」に!

では、熱帯魚用の水槽レイアウトに最も適した場所とはどこなのでしょうか?

 

風水で推奨されているのは、
入り口ドアの対角線上の隅=「財位の方位」と呼ばれる場所。
風水では「財運が集まる場所」と言われていますので、
ここに水=水龍を配置することで
財運をさらにパワーアップさせることができるんです。

 

注意点としては、

 

その方角にある窓は、なるべく開けないようにする

 (良い運気を逃がさないようにするため)

 

家具を置いている場合は、壁との間にスペースを空けておく

 (良い運気は余裕のあるスペースを好みます)

 

水槽を置く場合は、水の管理をしっかりと!

 (汚れた水は“陰”の気を発生させ、かえって逆効果になります)

 

 

さらに、各家の「財方」や「旺方」に相当する方角に水槽を置くのも
金運UPの効果大!
これは玄関がある方角によって異なりますので、
次の図を参考にしてみてください。

 

 

「水」と相性の悪い方角にご注意!

財方が「南」だったとしても、

 

できれば南には水槽を置かないほうが良いでしょう。

 

風水では、「火」と「水」は「相剋」の関係。
相性が悪いので、運気UPの観点ではあまりオススメできません。

 

それに、その水槽の中で過ごす熱帯魚のことも考えてみてくださいよ!
南側って、直射日光が当たって暑いですよ?
水槽の水がいつの間にやらひからびて
中にいた金魚が死んでしまった…という経験を持つ私としては、
南側に熱帯魚の水槽を置くのはぜひとも避けていただきたいですね!

 

さらに、日当たりが良いと、水槽内の苔の成育も早い!
メンテナンスを怠ると臭いも強くなりますし、
掃除も大変なんです…。

 

衛生的に保つことができない&熱帯魚の命を守れない水槽は、
運気を上げるどころか下げる元凶になります。
風水では、汚れた水や生き物の死骸は「陰」の気を発生させると言われており、
部屋全体の運気を下げてしまうのです。
(枯れた花や観葉植物、汚れた水回りも同じです。)

 

真夏は特に、「南側に水槽」はやめておきましょう。