インテリアコーディネートに生かせる風水を紹介します。

寝室づくりの基本

「寝る子は育つ」
「美肌は寝ている間に作られる」
「睡眠不足は太る元」

 

睡眠にまつわる、健康や美容関係の言葉って多いですよね。
それだけ、私たちには「寝る」ことが大事だということです。

 

風水でも、「人は寝ている間に“気”を取り込んで運気を上げる」
という説があり、そのメインステージである寝室のコーディネートについては
色々と細かいルールが設けられています。

 

良質な気を取り込んで心身をリフレッシュするためには、
その環境を整えることが大切。
…これが、風水の基本的なスタンスなんですね。

 

健康面・美容面の両方をバックアップしてくれる寝室にするためには、
まずは「掃除」と「整理整頓」が基本中の基本!
良い運気というのは、清潔でスッキリ片付いた空間を好みます。
空気がよどんでいたり、衣類が脱ぎちらかしてあったり、
布団にカビが生えていたりするのでは、
運気がそっぽを向いてしまいますよ(笑)。

 

寝室には余計な物は置かない。
できれば毎日掃除を。
少なくとも、換気は必ず行いましょう。
そして、シーツも週に1度はお洗濯!
布団もこまめに干しましょう。

 

次に、カーテンです。
空気がよどんでいるよりは、
気の流れがスムーズであることに越したことはありませんが、
良い運気を逃がしてしまうようでは困ります。
寝ている間に、良い運気を吸収できなくなりますから…。

 

これを防ぐためには、カーテンを二重にするのがオススメ。
必ず、レースのカーテンも取り付けるようにしましょう。

 

最後は、健康と美容で最も大事なポイント。
それは、枕の向きです。
世間の常識とは真逆で、風水では「北枕」が推奨されています。
気は北から入って南に流れていくので、
この流れに沿った向きに身体を横たえることが身体の巡りをスムーズにし、
健康にも美容にも良い効果をもたらしてくれるのです。

これじゃあリフレッシュできない!?寝室のタブー

「良い香りがするから」
「インテリアに良いかと思って」

 

…と、寝室にドライフラワーやアンティーク雑貨を置いている方。

 

または、「この子がいないと眠れない」と、
ぬいぐるみを抱きしめて眠る子供。

 

これ、いずれも、風水ではNGです。
なぜなら、どちらも「死」を連想させるアイテムだから。
風水では、こういったアイテムには“陰”の気が蓄積しやすくなる性質がある
と考えられており、寝ている間にそれを吸収してしまうということから
寝室には置かないほうが良いと言われているのです。
子どもによっては、夜泣きの原因になったりするそうですよ。

 

陰に偏った“気”を多く吸収してしまうと、
身体の中の“気”のバランスが崩れてしまいます。

 

「なんか、元気が出ない」
「肌の調子が悪い」

 

健康面や美容面での不調を感じているのは、もしかしたらそれが原因かも!?

 

また、寝室のドアを開けた時に、その一直線上に枕があるのも問題!

 

ドアから入ってきた“気”が、
寝ている人がダイレクトに直撃することになります。

 

これではゆっくり休めませんし、入ってくるのは全てが良い“気”とは限りません。
こういったレイアウトは避けたほうが良いでしょうね。

美容運を上げる寝室の作り方

美容運を上げるために風水でよく用いられるアイテムといえば…

 

そうです!鏡です。

 

自分自身の姿を映し出す鏡は、言い換えれば自分の分身。
鏡を美しくキープすることで、
美容運を上げていくことができるんですよ。

 

逆に、鏡の汚れや曇りを放置していると、
お肌のトラブルを誘発したりすることがありますので気を付けましょう。
鏡用のお掃除スプレーを使って、まめに磨くことが美容運UPのカギですね。

 

全身をチェックできる鏡を置くなら、寝室の南側がオススメです。
風水では、南は「火」の気を持つと言われている方角。
美容運を司る方角でもあるので
南が持つパワーをぐんぐん取り入れて美しくなりましょう。

 

ただし、寝ている姿が鏡に映り込んでしまうようなことがないように、
ベッドとの位置関係にはご注意を!
寝ている間に鏡が“気”を吸収してしまうので、疲労が回復しません。
これは、健康を損なう要因にもなり得ますので注意しましょう。

 

どうしてもレイアウトを変えられない場合は、
使う時以外は鏡に布をかぶせておくなどしてカバーしましょうね。